内部監査部員の育成

若い内部監査部員の育成について悩んだことがある。内部監査の技術習得にどれほど力を入れるべきか。内部監査部員は、多くの部署や子会社の業務を見る機会がある。本人が関心を持つ分野、たとえばマーケティング、原価計算、ITなどの分野の、多くのケースに接する。それをきっかけにその分野の知識を広げれば、次の異動先でその知識を活かすことができるはずだと考え、内部監査の技術より優先した。活きるかどうかはこれからだ。

2024年09月17日